10年後の自分から届いた手紙によって、今を、そして未来を変えていく青春SFラブストーリー『orange』。「月刊アクション」(双葉社刊)連載の高野苺による同コミックは、全5巻でシリーズ累計発行部数470万部を突破。現在と未来、きらきらとした高校生の日々と後悔を抱える大人の日々が交差する展開は、幅広い世代から高い評価と厚い支持を得た。2015年12月、実写映画『orange-オレンジ-』が公開。興行収入32億円を超える大ヒットを記録。そして、2016年7月~9月にはTVアニメ「orange」の放送がスタート。 誰もが共感できる、かけがえのない時間、想い、存在――大切なものを再認識させてくれる作品となった「orange」がアニメーション映画としてスクリーンに登場する。 原作者・高野苺が新たに描き下ろした新作エピソードに、TVアニメの名場面を重ねて綴る映画『orange -未来-』。本作は、主人公・高宮菜穂に想いを寄せながらも友人・翔との恋愛を応援し続ける須和弘人の視点から語られる。そしてついに描かれる、原作でも、これまでの映像化でも決して触れられなかった〈物語のその後〉。須和、そして菜穂と翔の語られていなかった心の内とは。 眩しさと切なさが増した、新らたな「orange」がいま誕生する――。
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